五島の極上の魚を美味しく食べていただくのが私達の使命です
上五島の海で養殖のクロマグロ、ヒラマサ、ぶりを丹精込めて育てるスタッフをご紹介。
一匹一匹に愛情を注ぎ、極上の魚を、最高の状態でお届けし、美味しく食べていただくこと。それが私たちの誇りであり、使命です。
マグロたちが健康に育ち、美味しく食べられることが何よりの喜びです
下山友行(しもやま ともゆき)
担当魚種:養殖クロマグロ
上五島町出身で、約10年前にアルバイトから始めて、クロマグロの養殖に情熱を注いでいます。
長崎近海で捕れたヨコワ(クロマグロの稚魚)を、3年かけて約40kg~60kgになるまで愛情を持って育てています。マグロたちがストレスなく健康に成長するために、様々な工夫も凝らしています。1年~2年生のマグロには、冷凍生餌に配合飼料を混ぜ合わせたものを与え、バランスの取れた給餌を心がけています。そして、出荷時期の3年生には、栄養豊富な生のサバやイワシを与え、美味しい身質に育てます。
さらに、マグロが生簀の網にぶつからないように、餌を中心に投げ入れるなど細心の注意を払っています。水揚げ時には、マグロたちが興奮して身焼けしないよう、手際よくスピーディーな処理作業を行い、極上のクロマグロをお届けすることに全スタッフで取り組んでいます。
マグロたちが健康に成長し、美味しく食べられることが何よりの喜びです。
これからも、真心を込めて育て、お客様に喜んでいただけるように頑張ります!
毎日マグロの状態を確認しながら給餌量などを調整する
鮮度を保つために、内臓処理はスピーディーに行う
「順洋が一番美味しい!」と言っていただけるよう大切に育てています
下山浩一(しもやま こういち)
担当魚種:養殖ヒラマサ
上五島出身で、かつての同級生が社長を務めている縁からこの道に進みました。アルバイトから始めて20年、ヒラマサの養殖に真剣に向き合ってきました。
ヒラマサの美味しさは、その歯ごたえと甘みです。上五島の恵まれた自然環境で育つことも、その味わいに影響していると思います。
季節によって魚たちの食欲が変わるので、その時々に合わせた丁寧なケアに取り組んでいます。冬場は食欲が落ちるため栄養補給を考えた餌を与え、夏場は活発に動き回るのでエネルギー補給に気をつけています。
約700gの稚魚から育てはじめ、約2年をかけて約4kg程度に育った姿を見ると、その成長に毎回感動します。
出荷の際には、一匹一匹を大切に処理しヒラマサたちに感謝の気持ちを込めています。
そして、「順洋のヒラマサが一番美味しい!」と皆様に言っていただけることが一番の喜びです。
これからも極上のヒラマサを丹精込めて大切に育てていきます!
魚の状態をよく観察する。写真はクロマグロの給餌の様子(ヒラマサ以外の給餌も行う)
大きく育ったヒラマサを抱える。地道な積み重ねが極上の品質を作り出す
愛情を込めて育てた上五島の極上のぶりを全国にお届けします!
一ノ瀬信司(いちのせ しんじ)
担当魚種:養殖ぶり
上五島出身です。この仕事を選んだのは、先代社長からの声掛けがきっかけでした。
入社してからもう約6年が経ちますが、毎日が新鮮でやりがいを感じます。
五島近海で、モジャコ(ぶりの稚魚)を自社で採捕し、約2年かけて約5kg~6kgまで育てます。
ぶりの健康を第一に考えて配合飼料(EPペレット)を使用し、食べる速度に合わせて与えたり、成長に合わせて飼料の粒のサイズも調整しています。
ぶりが大きくなるにつれて、毎日の健康チェックや生簀の管理、餌の量や質の調整など、丁寧な世話が必要ですが、その一つ一つが成長を見守る喜びです。
出荷方法は、活魚、1本もの、3枚おろしがあり、長崎の鮮魚店様、仲卸様をはじめ、東京、大阪、福岡など全国の料亭や居酒屋にも大変好評です。特に、3枚おろしは捌く手間を省き、お客様にも扱いやすいため、多くの方に喜んでいただいています。
これからも愛情を込めて丁寧に育てた、上五島の美味しい極上のぶりを全国にお届けします!
飼料を船に積み込む様子。毎日の丁寧な世話が欠かせない
餌に威勢よく食いつくぶり。食べる速度に合わせて給餌する