五島の自然の恵みをたっぷり受けたコクと甘みが特長の養殖魚
五島の自然豊かな海に設置した生簀で、クロマグロ、ヒラマサ、ぶりを養殖しています。
どの魚も品質の良い餌を食べ、潮の流れの速い海域で育っているため、引き締まった身にほどよく脂が乗り、コクと甘みが特長です。
養殖クロマグロ
日本で「マグロ」と聞いて思い描かれるのが「クロマグロ」です。
順洋では、長崎近海のクロマグロの稚魚を、丹念に3年掛けて約40〜60kgまで育てて出荷しています。
流れの速い五島の海でストレスなく泳ぎ回り、バランスの取れた餌を食べって育った順洋の養殖クロマグロは、天然物に比べて大トロ、中トロ、赤身に甘みを含んだ脂がたっぷり乗っていて、一年を通じて旬のとろけるような食感を味わえます。
オンラインショップでは、大トロ、中トロ、赤身をブロックでお届け。自然解凍して切り分けたらすぐにお召し上がりいただけます。
大トロは、脂が柔らかくとろけるような口溶け感が特長。口当たりは重すぎず、甘みとコクを楽しむことができる
中トロは、まろやかな脂と適度な甘み、コクが特徴。赤身は、さっぱりとした食感と口の中に風味が広がる
養殖ヒラマサ
ヒラマサはぶりによく似ていますが、ぶりより身が平たい青魚で、引き締まった身はコリコリとした食感があります。
海水温度や環境の変化に敏感で養殖が難しく、高値で取引されることも多くありますが、順洋では細やかな管理を行って安定的に品質の高いヒラマサを育てています。
長崎ではぶりやマグロをしのぐほど人気で、地元のスーパーを始め、ホテルや鮮魚店、福岡や大阪、東京など全国の居酒屋や料理店に出荷しています。
ヒラマサが持つ味と食感を堪能するには、薄く切った刺身や寿司がおすすめです。
ヒラマサの刺盛り。脂がほどよく乗った優しい口当たりで上品な味わいがある
引き締まった肉質で、コリコリとした歯応えと甘みがクセになる
養殖ぶり
ぶりは日本で好まれる魚の代表で、西日本では年末年始の食卓にぶりの刺身は欠かせません。
冬から春にかけて脂をためこみ、まるまると身が厚くなります。
順洋の養殖ぶりは五島近海の稚魚を、2年かけて5〜6kgに育てています。
潮の流れが速い若松瀬戸の生簀の中でのびのび泳ぎ、給餌管理された養殖ぶりは、臭みがなく、引き締まった身に濃厚な脂を含んでいます。
刺身はもちろん、てりやき、ぶり大根、あら煮付け、しゃぶしゃぶなど幅広い料理でお楽しみいただけます。
ぶりの刺盛り。しっかりと脂が乗っているためコクがあり、甘みと溶けるような食感が特徴
安定した脂の乗りで、コクと甘みに定評がある